来る新年1月18日に我が国の創薬における功労者であり、現在は国立医薬品食品衛生研究所の所長として活躍されている長尾拓所長を迎え、第10回お茶の水学術サロンを開催いたします。私たちの暮らしに密接に関係する食品や医薬品の安全性ならびに生活環境中に存在する多くの化学物質の安全性について試験?研究を行っている同研究所についての詳しいお話を聴くことができる、またとない機会です。皆様のご参加をお待ちしております。
講演者 | 国立医薬品食品衛生研究所 所長 長尾 拓 氏 |
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演 題 | 医薬品と食品の安全性?国立医薬品食品衛生研究所の役割? |
開催日時 | 2006年1月18日(水)午後6時30分?午後8時 |
場 所 | お茶の水女子大学 理学部 3号館 7階 講義室 |
参加費 | 無料 |
講演要旨 | 国立医薬品食品衛生研究所は、日本で最も歴史のある試験研究機関である。現在、医薬品の品質や安全性のルールは日米欧で協議されているが、当所は我が国における、国内、国際ネットワークの要となっている。平成13年に厚生労働省の食品関連の試験研究業務は当所に集約された。 現在、厚生労働省だけでなく食品安全委員会からも直接調査研究の指示を受ける立場にあり、多くの所員が各種委員会に専門家として参加している。地味な仕事として約30年にわたって、市場の食品中の化学物質をモニターしている。最近は、遺伝子組換え食品の検査法の開発や安全性の研究を行っている。医薬品についてもゲノム技術を応用した毒性予測の研究や、動物を使わない毒性試験法の開発でも中核的役割を果たしている。 |
長尾拓所長の ご紹介 |
長尾 拓(ながお たく)薬学博士 1965年 東京大学薬学部 卒業 1967年 東京大学大学院薬学系研究科修士課程 修了 1967年 田辺製薬株式会社生物研究所 1989年 東京大学薬学部教授(毒性薬理学講座) 1997年 東京大学大学院薬学系研究科教授(薬効安全性学) 2001年 国立医薬品食品衛生研究所副所長 2002年 国立医薬品食品衛生研究所所長 東京大学名誉教授 〔受賞〕 日本薬学会技術賞(共同)「塩酸ジルチアゼム」 |
申込方法 | 参加をご希望の方はご氏名、連絡先(所属、E-mailアドレスまたは電話番号)とともに「第10回お茶の水学術サロン参加申し込み」と明記の上、下記まで、メールまたはFAXのいずれかでお知らせください。 LWWC事務局: TEL&FAX:03-5978-5096 |
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