日本語作文教育にピア?レスポンスが提案されてから、すでに10年が過ぎようとしている。現在、ピア?レスポンスは、さまざまな日本語教育現場において、現場特有の諸条件を考慮した形でデザインされるようになってきている。また、日本にかぎらず、中国や韓国、フィリピンなどアジア地域の日本語教育現場でも実践?研究の例がみられるようになった。さらには、日本語教育という分野をこえて、大学の表現法授業に応用されたり、外国語教育や高校の国語教育、企業内教育でも注目されるようになってきた。しかし、ピア?レスポンスの実践や研究を進めていく上で、その限界、残された課題がいくつかある。たとえば、評価の問題もその一つであろう。
本講演では、日本語教育のピア?レスポンスについて、これまでの実践?研究の経緯と現状を報告する。さらに、日本語教育をこえて応