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新制大学60周年記念式典 学長挨拶

本日は、大勢の皆様のご参加をいただきまして、お茶の水女子大学創立60周年記念式典を挙行することができ、まことに光栄に存じます。
新制大学の創立記念日に合わせて5月末に行う予定にしておりましたが、新型インフルエンザのために、延期いたしまして、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げますとともに、本日改めて記念式典を開催できますことを深く感謝申し上げます。

昭和24年、1949年に、お茶の水女子大学が設置されて以来、60年間にわたって、多くのご支援をいただき、国立の女子大学として、これまで歴史を刻んでまいりました。
お茶の水女子大学の前身である東京女子高等師範学校が、単独で、国立の女子大学としての設置を認められるために、当時どれほど多くの議論があり、努力がなされ、困難があったかを振り返って見ますと、いっそうその存在の重みを感じます。
「東京国立女子大学設置認可申請書類」(当時は、このような名称で申請が検討されていました)には、次のようなことが記されています。

  • 我が国に最も欠けていてその養成を切望されているのは、各分野に亘って指導的地位に立つ女性 である。
  • 文化が進めば、指導的人物は単に総合的な教養のみを習得したものの間からは求め難く、その教養には専門的考究の裏づけを必要とする。


女性リーダーの育成が急務であること、そしてそのためには、教養を身につけることに加え、専門教育