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大学院(博士後期課程)のアドミッション?ポリシー

2024年3月8日更新

大学院 博士後期課程

お茶の水女子大学のアドミッション?ポリシー

お茶の水女子大学は、学ぶ意欲のあるすべての女性の真摯な夢の実現の場であることを使命とし、幅広い教養と高度な専門性と実践力を身につけた女性リーダーの育成を目指しています。そのため不断に教育改革を進め、21世紀型文理融合リベラルアーツ教育の導入(2008年度)に引き続き、2011年度に複数プログラム選択履修制度を導入して新たな専門教育課程をスタートさせました。お茶の水女子大学では、すべての女性が年齢?国籍などにかかわりなく自立した女性として、生涯にわたって多様に活躍できるキャリア形成の場を提供しています。知的好奇心と探究心を抱き、勉学意欲に富んだ学生の入学を期待しています。

専攻?領域の概要及び入学者受入方針

  1. 目的
    博士後期課程は、高度の専門研究及び専門諸分野の基礎に立つ高度の学際的総合研究を行うに必要な創造的能力を育成し、研究者として自立して研究活動を行い、又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする 。

比較社会文化学専攻

比較社会文化学専攻では、社会と文化に関する高度に学際的かつ総合的な専門研究を行うことを通じて、人間文化の基礎理論の確立を目指している。また、国際的視野の中で日本研究を推進し、総合学としての日本学を世界に発信していくことを企図している。

本専攻では、こうした目的に即しつつ自立的に研究を行うことに強い自覚をもった人材を求めており、特に以下の2点を、前提として強調しておきたい。

  1. 資料や文献を読解するため、また、国際的な研究交流を遂行するために必要な語学力を有していること。
  2. 日本を含む世界各地域の過去もしくは現在の社会構造等、アジア?欧米の言語?文学?思想等、日本を含む世界各地域の芸術作品?芸術活動等のいずれかの分野において、上記の研究の基礎となり得る知識と研究能力を有していること。

国際日本学領域

国際日本学領域は、本学の戦略的研究?教育領域として位置づけられており、国際的に多様化する大学院教育の現状に対応して、国際的視野のなかで日本研究を進め、文学?言語学?歴史学?思想?文化?身体論の総合学としての日本学を世界に発信する人材を養成することにより、日本研究における世界の教育拠点となることを目標としている。

本領域に進学する学生には、それぞれの専門分野において高度な研究を進めるとともに、専門性を踏まえた日本に関する学際的な関心の涵養と、総合的な知識の蓄積、さらに研究交流への積極的な参加や、そうした活動の基礎となる外国語能力の向上による国際性の養成にも留意して、研究を進めていくことが期待される。

言語文化論領域

アジア、欧米を中心とする各国文学?言語学?言語教育学の専門知識を深め、高度な研究を行う。必要に応じて領域横断的な研究視点を採り入れるとともに、言語の研究、言語を介した文学?文化の研究における新たな知見を国際的に発信する能力を養う。専門的な研究を行うために必要な高度な語学力を有し、言語芸術あるいは言語そのものに関する幅広い知識と、独創的?多角的な観点から研究を行う能力を持ち、研究者として国際的に活躍することを目指す意欲的な学生を求めている。 

比較社会論領域

哲学思想?歴史からスポーツまでを対象に、過去の思想?歴史を踏まえつつ、日本?アジア?欧米?イスラムの諸地域を相互に比較横断する研究を推し進める領域である。社会分析的視点を大幅に強化し、社会構造の分析にとどまらない社会と文化の学際的?総合的な研究を進めていくことが期待される。

表象芸術論領域

美術?工芸?服飾?舞踊?音楽を主な対象とし、文化表象?表現を多方面から、舞踊?音楽においては実践と理論の融合を図りつつ、専門的かつ横断的に批判的分析?追究する領域である。表象芸術に関する幅広い知見と専門知識、独創的な分析力をもち、表象芸術論を人間理解?国際協力の強力な媒介として社会に提言することに意欲をもった学生を求める。

人間発達科学専攻

人間発達科学専攻は、人間の生涯にわたる発達と社会環境にかかわる広いテーマに関連する高度の専門研究を進める女性研究者となる人を育てている。人間の発達、環境、教育、生活などの領域について、日本や世界の、過去から現在、あるいは21世紀への諸問題の解決に意欲を持つ学生の入学を期待する。後期課程3年間で博士論文を完成できることが期待される。入学後は1年次から毎年、学会発表、学会誌への論文の投稿、学内外の研究活動への参加など、計画的に研究成果をあげることが求められる。まず、優れた修士論文を完成させること。

入学試験では、修士論文の質と、今後の研究計画が明確かどうかを審査する。研究指導を受けたいと考える教員に事前に相談すること。意欲的な学生の皆さんの応募を期待する。

教育科学領域

人間の生涯にわたる発達の過程を多様な方法論により科学的に探究するとともに、諸教育問題の解決に資する実践的な研究を行う。基礎科学?方法論として、教育思想、教育史、教育社会学を置き、またマクロ?ミクロの実践科学として教育課程?教育方法論、教育開発論、教育心理学、特別支援教育論を設置する。本領域では、人間の発達について教育科学的に考えることのできる研究者および研究者的な視点をもつ実践者の育成をめざしている。本領域は、人間の発達に深い関心を持ち、自身の専門とする領域の研究方法に通暁した学生の入学を希望する。 

心理学領域

心理学領域では、人間の心理を、脳を核として、発達という時間軸、社会という空間軸の中で、多次元的?総合的に検討し理解する。そのために次のような授業科目を設けている。「発達心理学先端研究」「認知科学論」「メディア心理学」「健康行動論」「教育心理学研究」。これらの授業科目における教育?研究を通して、心理学領域の研究者を育成することが、本領域の目的である。心理学の研究者や専門職となることを希望する学生を期待する。すでに心理学の基礎的?応用的方法論や統計的手法を習得していること、英文で学術論文を作成する力を求める。広い分野への関心を期待しつつ、「発達心理学」「認知心理学」「社会心理学」「臨床心理学/健康心理学」「教育心理学」の分野のいずれかにおいて専門的な研究をすすめる意欲のある学生を求める。 

発達臨床心理学領域

発達臨床心理学の教育および研究を行う。臨床心理学を柱として、家庭、教育、医療、福祉、司法、産業等のさまざまな場における心理臨床的、発達的課題について専門的に対処する力を養成するとともに発達臨床心理学の研究を行う高度な研究能力を養う。臨床心理学の研究者および専門職となることを希望する学生を求める。すでに臨床心理学の基礎的?応用的方法論や、統計的手法を習得していることが必要である。

社会学?社会政策領域

本領域では、社会学を中心に、経済学、法学などを含む社会科学を基礎学問として、人間、社会、文化にかかわる諸現象を探究する。社会科学的研究において、理論と実証を統合するだけでなく、実践との密接な結びつきを意識して、政策科学的な研究として発展させることをも重視する。よって、入学を希望する者には、社会科学のいずれかの分野における堅実な基礎的教養を備えていること、理論的な問題関心とそれに取り組むための経験的研究方法への関心の双方を有していること、そしてその研究が学術的および社会的?実践的にどのような意義と可能性を持つのかについて説得的に説明できることが求められる。 

保育?児童学領域

保育?子育て等の現場で生じている多様な問題を、多角的に分析?理解し、問題解決を図ることのできる高度な専門的知識と実践能力を備えた人材を育成することが目的である。具体的には、乳幼児期以降の保育?幼児教育、発達支援、子育て支援、0歳から就学期?児童期を見通した接続的教育等を研究する研究者、専門職業人を養成する。入学を希望する者には、子どもをとりまく多様な実践的?社会的課題に取り組む意欲をもち、分析的?科学的にアプローチするための理論および研究方法論を習得していることが求められる。

ジェンダー学際研究専攻

家族、労働、人権、教育、開発、経済、政治、法政策、国際関係、国際協力、地域計画、環境、科学技術、福祉、医療など、幅広い研究対象についてジェンダー視点を中心とした研究に関心を持ち、これらに関する諸問題の解決に意欲を持つ方の入学を歓迎する。

入学には、社会科学、人文科学等の学問領域での優れた修士論文またはそれに代わるものを完成させていることが必要である。入学後は1年次から毎年、学会発表、学会誌への投稿、学内外の研究活動への参加など、計画的に研究成果を挙げることが求められ、3年間で博士論文を完成することが期待される。研究指導を受けたいと考える教員に必ず事前に相談をすること。

なお、本専攻において取得できる学位は、学術、人文科学、社会科学、生活科学である。

ジェンダー論領域

ジェンダーを中心とした理論的検討、実証的?政策的課題を探究する。ジェンダー視点を中心にした分析は、家族、労働、人権、教育、開発、経済、政治、国際関係、国際協力、地域計画、環境、科学技術、医療など、あらゆる政策分野において必要とされている。学問領域を超えたジェンダー課題群を中心に、主体的に取り組む人材の育成をめざす。本領域の志願者には、学際的?国際的な視野に立ってジェンダーの視点を中心に研究を推進する意欲と専門的知識をもつことが求められる。 

ライフサイエンス専攻

本専攻は、基礎生命科学からバイオテクノロジーにわたるライフサイエンス全般の発展に寄与するため、「生命科学」、「生活科学」という学問領域の有機的な統合を試み、人間を生命、生活の両面から捉える。そのため、生命科学領域、食品栄養科学領域、遺伝カウンセリング領域を設置する。本専攻ではライフサイエンス全般を基礎から応用まで幅ひろく理解でき、ライフサイエンス分野の研究者として自立できる、また指導的役割を担いうる人材を育成する。本専攻の学生には教員の指導の下、ライフサイエンスに関する課題を設定し、実験?調査を主体とする研究計画を作成、実施し、その結果を公表することが求められる。そのため、研究に対する強い自覚と意欲を持った上で、データ調査分析能力、研究実施能力、研究の妥当性に対する判断力、発表能力等が求められる。

生命科学領域

本領域では、高度に複雑な生命体の巨視的および微視的構造、機能、応答、情報処理、遺伝のメカニズムを、個体?細胞?分子レベルで解明する研究を主体的に行える人材を育成することを目指している。このことを踏まえ、人材の選考にあたって、以下の基礎知識と技術を求める。

  1. 生命科学に関する研究への関心と、生命科学の諸問題の解決に対する強い意欲。
  2. 生命科学に関する修士号相当の基礎的な知識、実験解析法、統計的解析法。
  3. 生命科学に関する研究成果の論理的、体系的な記載と、研究成果の発表を実施する力。 度に複雑な生命体の巨視的および微視的構造、機能、応答、情報処理、遺伝のメカニズムを、個体?細胞?分子レベルで解明する。

食品栄養科学領域

本領域では、食と栄養に関する基礎研究から応用開発にいたる領域を対象とし、健全な食生活を構築するとともに、生活習慣病の予防、食の安全性などの問題を解析?解決する。食や栄養に関する基礎的研究から応用開発や臨床対応までできる食と栄養のスペシャリストの育成をめざす。学生には、食品の品質、機能、嗜好性、安全性、健康や疾病と食品?栄養との関連、といった食を取りまく諸問題について深い興味を持ち、研究?実験に対し、積極的かつ主体的に取り組む姿勢を求める。また有機化学、生化学、分子?細胞生物学、疫学などの基本的な知識を有し、これらの知識を用いて専門的?先端的研究を行う意欲が必要である。

遺伝カウンセリング領域<