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お茶の水女子大学と和洋女子大学が文理融合データサイエンス教育に関する覚書を締結

2025年6月2日更新

お茶の水女子大学(以下、本学)と和洋女子大学は、令和7年5月30日に文理融合データサイエンス教育に関する覚書を締結した。本学は令和元年に文部科学省数理?データサイエンス教育強化協力校に選定されたことを機に、全学部生向けに『文理融合データサイエンス』科目を開講し、また教育カリキュラム『全学データサイエンス学際カリキュラム』を設置して数理?データサイエンス教育強化を開始した。令和4年度には文部科学省後継事業である「数理?データサイエンス?AI 教育の全国展開の推進」特定分野校に選定され、また令和6年4月には74年ぶりの新学部として共創工学部を設置した。共創工学部はデータサイエンスの基盤の上に工学の知識や技術を文系の知と協働させることでSociety5.0への取り組みを前進させ、人間中心の社会に向けたイノベーションを推進できる女性人材の育成を目指している。本学の数理?データサイエンス教育強化のミッションの一つとして授業で培った知見やノウハウを他大学、特に女子大学に共有?提供することがあり、これまで幾つかの大学に知見を共有?提供してきたが、この度和洋女子大学とのご縁があり「文理融合データサイエンス教育に関する覚書」を締結するはこびとなった。和洋女子大学では令和8年4月に『AIライフデザイン学部』の設置準備を進めているところであり、新学部は、豊かで安心が実感できる社会を創造するために生活の基盤となる「衣?食?住」更に人との繋がりや人への支援と人の育成といった表に見える面に加え、見えにくい内面の論理をも統合的に扱い、その学びを通してグローバル社会で活躍できる知識と技術を身につけ、日常生活や社会の課題解決に貢献できる自立した女性を育成することを目指しており、新学部の教育理念を実現するためにAIやデータサイエンスの学びは不可欠なものである。この覚書を契機とした両大学の相互協力が幾重にも拡がり、相乗効果をもたらすことを期待している。

締結式では覚書の概要が説明された後、和洋女子大学の金子健彦学長、本学の佐々木泰子学長それぞれより、両校の連携に向けた期待の言葉が寄せられた。締結式に引き続き懇談会が行われ、両学長に加え本学の曺基哲理事副学長(教育改革担当)、桑名杏奈准教授(基幹研究院自然科学系)、和洋女子大学の鬘谷要AIライフデザイン学部長(就任予定)、髙梨一彦AIライフデザイン学部 学科長(就任予定)が参加し、教育現場における昨今のAIの発展に関する意見交換や、それぞれの立場からこの覚書?両校の連携に対しての期待が述べられた。

覚書を披露する 本学 佐々木学長と和洋女子大学 金子学長
覚書を披露する 本学 佐々木学長(左)、和洋女子大学 金子学長(右)

握手する両学長
握手する両学長

学長及び両大学関係者による記念撮影
学長及び両大学関係者による記念撮影

参考

本学の数理?データサイエンス教育について(新しいウインドウが開きます)
和洋女子大学 AIライフデザイン学部(令和8年4月設置準備中)(新しいウインドウが開きます)